女性歌手パク・チユン(31)は、MBCドラマ「最後の勝負」でスターダムにのし上がったチャン・ドンゴンと1994年に広告モデルで共演し、ハイティーン雑誌でデビューを飾った。
ことしで芸能界20周年。その間、パク・チニョンから抜てきされ1997年、1stアルバム「空色の夢」で歌手デビュー。2000年に4thアルバム「成人式」をヒットさせ、オム・ジョンファと共に時代を代弁するセクシー歌手として注目を浴びた。
しかし、2003年に発表した6thアルバムを最後にJYPエンターテインメントから卒業した彼女は、6年間の空白期間を過ごし、音楽的な発展に力を注いだ。個人企画会社を設立し、7thアルバム(2009年)と8thアルバム(2012)でシンガーソングライターに挑戦し、アーティスティック・サウンドで満たした音楽を披露した。
音楽の温度差があまりに大きいことも驚くべきことだったが、彼女は当時ダンス歌手だった過去を否定するかの発言で注目されたのだ。
そんなパク・チユンが昨年、ユン・ジョンシン率いるミスティック89と契約を結び、再びダンスを再開。その年の10月、初めてのシングル「ミスター」に続いて17日に発表した2枚目のシングル「Inner Space」でも明るい音楽に合わせてダンスを披露した。7、8thアルバムと比較するとさらなる変化だ。
先ごろ、ソウル市内でインタビューに応じたパク・チユンは「私自身も、もう二度とダンスを踊ることはないだろうと感じていたので、大衆がどのように受け取るのだろうかと悩みました」とし「しかし、プロデューサーであるユン・ジョンシン先輩が、ダンスは歌のための一つの演出にすぎない、とアドバイスしてくれました。ダンス歌手に転向したのではなく、曲を生かすために必要な要素だという点に共感しました。人は変わるもの。ひとつずつ受け入れられるようになりました」と説明した。
このような変化は、7、8thアルバムの際、完全に自身が追求した音楽を披露していたときの経験も一役買った。「2枚のアルバムが、大衆と息を合わせられずに葛藤がありました。やってみたい音楽ばかりに固執していると限界がきてしまうという」という点だった。
今回のシングルは「Inner Space」というタイトルのように、パク・チユンの胸の内を前作より正直に出した。自身のメッセージを込めようと収録曲の作詞に参加した。
「今回は歌詞がより正直で大胆になった」と話すパク・チユン。収録曲「私の脳構造」では、過ぎ去った恋愛経験を歌詞にした。
「振り返ってみると、”愛していたから”というよりは”寂しかったから”付き合っていたこともあり、心の傷という感情がどんなものなのだろうと別れを選んだこともあります。あの頃はわからなかったけど、30代になって”このような感情で、ああだったんだな”と思うこともありますよ」。
パク・チユンが称賛される点は、一緒に出発した女性歌手の中で多くが演技者に転向しているが、彼女は着実にステージに立っているという点。彼女もやはり演技に足を踏み入れてはみたが、音楽から離れようとしたことはない。
彼女は「イ・ヒョリ先輩などはいますが、私と一緒に活動していた女性歌手が、いまはもうほとんどいません」とし「私もスタートはアイドルでしたが、特に女性アーティストの寿命は短いようです。イ・ソラ先輩のように歌をずっと続けていきたい。そのために、いまも音楽をしながら自分のカラーを探し求めていく過程に感謝しています」と語った。
パク・チユンは「成人式」の頃のイメージがあまりに強いため、いまでもセクシーダンス歌手の代名詞で呼ばれる。
「以前は、セクシーだという言葉がコンプレックスで、そのイメージを脱ごうとしたこともあります。でもいまは、女性の魅力を表現できる部分であると考え、長所だと理解しています。重要なことは、女性歌手にとってセクシーなコンセプトは必ず必要なものですが、うまく使わなければ”毒”になってしまうということです」。
続けて、性格には合わない芸能界生活について感情を吐露したパク・チユン。自我が芽生え始めた10代で、両親の知人の紹介でモデルとなり、エキストラで参加した広告撮影でメインモデルに抜てきされ、周囲は幸運だと言った。しかし芸能界は内向的な性格と合わない、といつも逃げ出したい心境だったという。
「憧れていた職業ではなかったし、10代ではなく20代で思春期を迎えてつらかったです。JYPから卒業して、大部分の企画会社が”第2の成人式”を望んでいたので、私一人の企画会社をつくるしかなかった。でも、いまは外交的に変わり、生きていく術も知ったので、社会性が生まれたようですね(笑)」。(記事&イメージ引用:(C)WoW!Korea、2014年2月18日付)
☆最近K-POP界で注目されているアーティスト、パク・チユンがデビュー当時あのチャン・ドンゴンと共演してたというのは驚き!!!
★この記事の続きはこちら→パク・チユン「”セクシー”とは、うまく使わなければ”毒”になる」
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