「パパ」に出演したペ・ヨンジュンは激務の撮影で疲労困憊となり、1996年1月下旬に入院する羽目になってしまった。しかも、話にどんどん尾ひれが付いて引退騒動にまで発展した。大変なことが起こってしまったが、それもペ・ヨンジュンの人気が凄かったからである。
■撮影の疲れで体調を崩す
1996年2月14日付けの「イルガンスポーツ」は次のように紹介している。
「ペ・ヨンジュンが出演している『パパ』の撮影が終わろうとしている1月26日、ヨイドの病院に入院して精密診断を受けた。そして、今後は渡米して誰にも知られないところで静かに過ごすということが2月13日に明らかになった。ペ・ヨンジュンは最低でも半年は休養する予定で、この期間に国内で彼の姿を見ることはできないと思われる。ペ・ヨンジュンのこのような電撃決定は、1994年秋にデビューしてから『連続するドラマ出演で、疲労が重なったため』というのが本人の説明である。ペ・ヨンジュンは最近貧血や消化不良などで体重が3キロ以上減り、疲労による症状も訴えていた」
こうした報道は、ペ・ヨンジュンがデビューして間もない頃から、撮影時に極度に疲労して体調を崩すことが多かったことを物語っている。(記事&画像引用:(C)WoW!Korea、2016年5月17日)
「愛の挨拶」で一躍人気俳優となったペ・ヨンジュン。単発ドラマの「海風」を経て、若者たちの野望と友情を赤裸々に描いた『若者のひなた』に出演。ベテラン俳優に囲まれ、緊張して夜も眠れないほどの重圧の中で、必死に自分の役割をこなしきった。続いて、イ・ヨンエと共演した「パパ」で、まだ23歳なのに、離婚して子供を育てる役に扮した。10歳くらい上の俳優が演じるような役に果敢に挑戦したのだ。しかし、激務の撮影で疲労困憊となり入院を余儀なくされたが、話に尾ひれが付いて引退騒動まで起こってしまった。その後休養を取り、今度はタフガイのイメージを加えて「初恋」に出演。メガネをはずし、たくましい姿を披露した。
■自分の至らなさを痛感
ペ・ヨンジュンの連続ドラマ出演4作目となった「初恋」は、65・8%という歴代最高視聴率を記録して大成功のうちに終了した。
けれど、ペ・ヨンジュンは単純に喜んでばかりはいられなかった。彼は「惜しい気持ちが強い」と正直に告白する。
「空前の視聴率を記録して私に多大な人気を与えてくれたドラマですが、同時に悔しさが残る作品でした。8か月間、66回の放送分の『初恋』を撮り終えて、自分の演技力不足からひどい挫折感を経験しなければならなかったのです」
制作関係者も視聴者も、「初恋」におけるペ・ヨンジュンの演技について、その成長を十分に認めていたのだが、当の本人は自分の至らなさを痛感して反省ばかりしていた。(記事&画像引用:(C)WoW!Korea、2016年5月17日)
ケガが回復したあと、しばらく休養をとったペ・ヨンジュンは、10か月ぶりにドラマの世界に戻ってきた。それが、「裸足の青春」だった。扮したのは、組織暴力団のボスの息子という出生の秘密を持った青年ヨソク。警察大学の学生から組織暴力団の後継ぎまで波乱万丈の青春を演じた。
■ケガの後遺症
ペ・ヨンジュンはどんな気持ちで『裸足の青春』と向き合っていたのか。1998年2月17日付けの「イルガン・スポーツ」は、当時のペ・ヨンジュンの心情を細かく報じている。
そのインタビューの発言を引用してみよう。
……「初恋」のときよりも、相当やせたようですね。
「ドラマで演じたヨソクの性格に合うように、5キロ減量しました。いつもは77・5キロの体重が72キロになりました」
……カメラの前に立つことが久しぶりでしたが違和感は?
「初めはカメラレンズだけでなく、その周辺も視野に入らないほど違和感がありました。それでも、うまく転じるのも才能の一つだと思いますし、今では昔の感覚を取り戻していますよ」(記事&画像引用:(C)WoW!Korea、2016年5月17日)
☆ヨン様ストーリーはまだまだ続く!!!
★これらの記事の続きはこちら→<Wコラム>ペ・ヨンジュン 過去への旅路~ドラマ「初恋」に出演 <Wコラム>ペ・ヨンジュン 過去への旅路~大ケガを乗り越えて <Wコラム>ペ・ヨンジュン 過去への旅路~KBS以外のドラマに初主演↓ブログランキング参加中!!! 是非、1クリックポチッとお願いしま~す!!!^^↓
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