アジアが誇るモンスターグループ「BIGBANG」。5人組アイドルグループとして韓国でデビューし、日本では海外アーティスト史上初となる6大ドームツアーを成し遂げた。その 「BIGBANG」がコンサートの最後によく歌う曲がある。2008年に発表された「赤い夕焼け」(プルグンノウル、Sunset Glow、Red Sunset)である。
この「赤い夕焼け」の原曲は、韓国の「ベテラン歌手」イ・ムンセにより、1988年に発表された。この年は、ソウルでオリンピックが開催され、韓国のだれもが社会の大変化を感じ始めていたところだった。日本では長渕剛が「乾杯」を発表した年である。
原曲発表から26年、「大衆音楽歌謡界」は「K-POP界」になり、2000年代のアイドルブームを経て、今はその勢力図が大きく様変わりしている。歌唱力をベースにしたバラード系やR&B系アーティストが牛耳っていた業界内の主導権は、「東方神起」、「BIGBANG」、「少女時代」、「KARA」などのアイドルたちがアジア中でブレイクしたことから、今では完全に立場が逆転している。
しかし、K-POP界のアイドル史はまだ浅く、ベテラン歌手と言えばほとんどがバラード系やR&B系のシンガーたちだ。彼らはまさに「耳で楽しむ音楽」を追求しているので、韓国国内の音楽配信・ストリーミング系のチャートではアイドルの楽曲よりもロングヒットすることが多い。「ベテラン歌手」の定義は一律ではなく、時代によりその定義も変わるべきだ。今の「ベテラン歌手」とは、1980年代から2000年代前半までにある程度の実績を残してきたアーティストを指すことが多い。もっと息の長い演歌系の話は除いておこう。
その代表格としては、「釜山港へ帰れ」の大御所チョー・ヨンピルを筆頭に「赤い夕焼け」のイ・ムンセ、「RUI」ことイ・スンチョル、「OSTの兄貴」イム・ジェボム、「ライブ歌手」イ・スンファン、「私は幸せ」のイ・ソラなどがいる。最近の新曲発表としては、「ありふれた歌」のイム・チャンジョン、「野生の花」のパク・ヒョシンがいて、アイドルに負けずK-POPランキングの上位になっている。そして、「顔なきMV歌手」チョ・ソンモ、「I Believe」のシン・スンフン、「裸足の歌手」イ・ウンミ、「歌姫 Lena Park」パク・ジョンヒョンなどのベテラン歌手は、日本でも活躍したりする。特徴としては、ソロ歌手がほとんどだ。
音楽配信サイトでは今でも高いポテンシャルを持っている彼らだが、テレビ出演やインターネットSNS媒体はあまり活用していないので、WEB上での支持率なども含む総合点で順位を決める音楽ランキング番組ではアイドルに完敗してしまうことが多い。
韓国ではエンターテインメント専門チャンネル「Mnet」の「M! Countdown」(木曜日)に続き、金・土・日の週末には地上波各社の音楽ランキング番組が放送される。「韓国のNHK」KBSは「ミュージックバンク」、「韓国のフジテレビ」MBCは「音楽中心」、「韓国のテレビ東京」SBSでは「人気歌謡」というタイトルで、一部の番組はYouTubeなどでも配信されている。このステージもやはりアイドルたちの独占舞台となることが多い。
このような状況が5年近く続いてきたことで、今ではベテラン歌手たちもアイドルをライバル視せず、逆にエールを送ることが多い。そのきっかけとも言われている曲が、前述の「赤い夕焼け」である。
一時は、「アイドルに支配されてしまったK-POP界」を嘆く声も多かったが、今では「共存共栄」の道を探ろうとしているのだ。
ベテラン歌手陣営からすれば、「俺らが国内音楽ファンの耳を楽しませている間に君(アイドル)らは外に出てビジュアルでK-POPを知らせて来い」、「韓流はお前らに任せた! 」とでも言いたいのかもしれない。
もちろん、ベテランとアイドルが同じ事務所に所属しているケースもあるので、会社的にも両者のシナジーを発揮しながら「分業化」を効率よく進めたいところだ。
ここ数年だんだんと、ベテラン世代と若手アイドルたちの距離が縮まりつつあり、韓国の音楽業界も厚みを増してきた。あとは、芸能プロダクションの管理体制や著作権業界の先進化、公演・コンサート施設の充実化が進めば、もっと沢山の人が「K-POP」で幸せになるかもしれない。(記事&写真引用:(C)WoW!Korea、2014年4月6日付)
☆K-POPグループ、BIGBANGの名曲「赤い夕焼け(プルグン ノウル)」!!! イ・ムンセの名曲をカバーしたことで有名ですね^^
★この記事のつづきはこちら→<コラム>「BIGBANG」コンサートの「赤い夕焼け」とK-POP界の勢力図
“国民の弟”イ・スンギと、“国民の初恋”ぺ・スジが豪華初共演した韓国視聴率No.1ミラクル・ラブファンタジー「九家(クガ)の書 〜千年に一度の恋〜」Blu-ray&DVD が3月4日(火)リリースされた。また、SET2は4月9日(水)、SET3は5月2日(金)に順次リリースとなる。
本作は、人間と神獣の間に生まれ、何も知らずに人として育った主人公ガンチ(イ・スンギ)が真実の愛に目覚め、“人”になるためにさまざまな苦難を乗り越え成長していく姿を描く。初々しいキスシーンや、男勝りなヒロイン・ヨウルの可憐な韓服姿に見とれてしまうシーンなど、胸キュンな見どころ満載となっている。
この度、ヒロイン・ヨウル役を演じたペ・スジ(miss A)のオフィシャルインタビューが届いた。
−「九家の書」への出演を決めたきっかけは?
ファンタジックな物語で、ヨウルとガンチの愛が美しいなと思いました。ヨウルのキャラクターにも魅力を感じましたし、アクションシーンをやってみたいという気持ちも大きくて、挑戦してみたいと思いました。
−ドラマの内容とスジさんが演じたヨウル役の紹介を簡単にお願いします。
「九家の書」は神獣と人間の間に生まれたガンチが人間になろうとする過程で体験する、さまざまな出来事を描いたドラマです。私が演じたヨウルはそんなガンチを愛する役柄で、男勝りでサバサバしていて武術に長けた少女です。ガンチと出会って、しだいに女らしくなっていく魅力的なキャラクターを演じました。
−スジさんがヨウルと似ている点、また、違うと感じたのはどんなところですか。
表向きは強そうで武術にも長けていますが、実は誰よりも幼いところが私と似ているようです(笑)。忍耐強い性格も似ているみたいです。違うところは……どこでしょう。自分と似たところだけを考えながら演じていたので、違う点は特に考えたことがありません。
−アクションに挑戦した感想は? 練習はどのように行いましたか。
幼い頃からテコンドーを習っていたので、それなりにアクションはうまくやれるだろうと思っていたのですが、実際に練習を始めてみるととても大変でした。足蹴りなどはかなり自信があったのですが(笑)、ヨウルは剣を使うんです。剣を使ったのは初めてでしたし、すごく重くて、練習がとても大変でした。最初はアクションスクールで習ったりもしました。それで、剣を借りて個人練習をしていたのですが、グラビア撮影のときも持ち歩いていたので、周りの人から不思議そうな目で見られました(笑)。練習をしたり現場でリハーサルをしたりしているうちに腕に力が入らなくなってしまって、本番で思うように動けず、もどかしかったこともあります。「アクションは本当に大変なんだな」と実感しました。
−イ・スンギさんとの初共演はいかがでしたか。また、劇中でイ・スンギさんが演じたガンチの魅力は?
イ・スンギさんの魅力は、とてもおもしろくて、撮影現場の雰囲気を和ませてくれて、気配りもしてくれるところです。共演者としてとてもありがたかったですし、リラックスできました。劇中のガンチは、ちょっとおバカなところが魅力だと思います。どこか寂しげで「守ってあげたい」という気持ちにさせる、母性本能をくすぐるようなところもガンチの魅力です。
−特に印象に残ったシーンを教えてください。
最初に思い出すのは、3話でヨウルとガンチが桃の木の三日月の下で出会うシーンです。出会ってはいけない2人の運命的な出会いを描いた重要なシーンなので、とても印象深くて記憶に残っています。2番目は、ガンチがチョンジョと一緒に去るという話をしたとき、ヨウルが傷ついて怒鳴るシーンです。ヨウルの心が最もよくにじみ出たシーンだったと思います。本番前からずっと役柄になりきっていて、演じるとすぐにOKが出ました。そして、ヨウルが家族と一緒に食事するシーンも悲しくて切なくて、とても記憶に残っています。撮影も終盤にさしかかっていた頃で、みんな一緒にあたたかな雰囲気で撮影ができて幸せでした。
−最もNGがたくさん出たシーンは?
ヨウルとガンチ、コンが3人で女性用の韓服を着て脱出に成功したあと、一枚ずつ服を脱いでいくという、とてもおもしろいシーンがあります。コンとガンチの女装姿がかなりおかしくて笑ってしまいました。そこまで笑えるシーンではなかったのですが、私たち3人はツボにハマって笑いが止まらなくなって、NGが本当にいっぱい出たんです。撮影が夜遅くまで延びてしまって「今日は家に帰れそうにないな……」と思ったほどですが、「集中しよう!」と決心して撮影をしたことを覚えています。
−歌手としても女優としても活躍していますが、より自分に合っていると思うのはどちらですか。
自分では2つとも合っていない気がします(笑)。合っているのかどうかがわかりませんが、天性の才能を持っているというわけではないと思います。ただ、がんばって活動しているだけだと考えていますが、それがむしろ幸いだと思っています。いっそうがんばることができるので。歌も演技もどちらもとても魅力的です。
−時代劇は初挑戦でしたが、ドラマを終えての感想は?
大先輩方との共演でたくさんのことを学びました。私は演技の経験が豊富ではなく至らない点も多かったですが、ヨウルを演じながら感じたことがたくさんありました。もっと上手くやれたはずなのにできなかった部分もあって、アクションの演技にも心残りがあります。あっという間に時間が過ぎ去りましたが、一方ですごく長く撮影をしていた気もしますね。3〜5か月かけて撮影したので、四季をすべて感じることができました。
−最後に、日本のみなさんにメッセージをお願いします。
「九家の書」はあたたかくて、とてもおもしろいドラマです。人間ではないガンチが誰よりも人間らしく生きるために、「人間らしい生き方とは何か」を探していきます。一方、人間でありながら人間らしく生きることができない人々もたくさん出てきます。教訓やメッセージ性があり、切ない愛を描いたドラマです。お友達やご家族と一緒に楽しくご覧いただけたらうれしいです。そして、「miss A」もたくさんたくさん愛してくださいね。2014年も健康にお過ごしください。幸せな年になりますように。ありがとうございます。
「九家(クガ)の書 〜千年に一度の恋〜」
Blu-ray SET1/DVDSET1 発売中 ※Vol.1〜5 好評レンタル中
Blu-ray SET2/DVDSET2 2014年4月9日発売 ※Vol.6〜10 同時レンタル開始
Blu-ray SET3/DVDSET3 2014年5月2日発売 ※Vol.11〜16 同時レンタル開始
Blu-ray SET 各¥16,000+税 DVD SET 各¥14,000+税
発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(C)MBC 2013
「九家の書」LINE@にて情報配信中 ID:kuganosho
公式サイト http://kandera.jp/sp/kuga/
☆K-POP界の人気者、Miss Aのスジ!!! このドラマでもその愛くるしい演技でファンを魅了しました!!!
★この記事のつづきはこちら→女優ぺ・スジ ドラマ「九家の書〜千年に一度の恋〜」オフィシャルインタビュー
2014年4月4日、JYPエンターテインメントから「2PM」以降6年ぶりに輩出したボーイズグループ「GOT7」が日本での公式モバイルサイト「GOT7 Japan Official Mobile Site」の入会者を対象とした会員限定ショーケースライブ「GOT7 Showcase "1st Impact in Japan"」を両国国技館にて開催し、1日2回公演でファン10,000人が熱狂した。
ことし1月韓国デビューしてから人気急上昇中の彼らは、2月に日本の公式モバイルサイトをオープンして以来驚異のスピートで会員15,000人を超え、生「GOT7」を見たさに会員限定のこのライブに応募が殺到した。オープニング映像が流れると同時にファンの歓声で会場が揺れ、7人が登場すると涙するファンもいた。パワフルなボーカルとラップでファンを魅了し、「GOT7」ならではの個性あふれる「マーシャルアーツ・トリッキング」という武道的要素とブレイクダンススタイルを融合させたダンスで何度も歓声を呼び起こした。
「Come and get it! GOT7です! 」と7人全員そろって挨拶。テンションマックスのメンバーとファンのコールアンドレスポンスで会場はさらにヒートアップし、アンコールではメンバー7人がユニットを組みそれぞれのダンスの見せ場で再登場。会場の熱気はピークに達し初めての日本でのショーケースは大成功で終了した。
4月17日(木)には大阪のZepp Nambaでもこのショーケースが開催される予定だ。
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