来る15日スタートのKBS特別企画ドラマ「感激時代:闘神の誕生」は、1930年代の韓国・中国・日本を背景に、チンピラたちの愛と友情を描いたノワール作品だ。「チェオクの剣」や「風のファイター」、「刑事」などの漫画原作者であるパン・ハッキ作家が1985年、スポーツ新聞に連載した原作を土台にし、韓流スター、キム・ヒョンジュンを主人公としてキャスティング、150億ウォン(約14億8000万円)を超える制作費を投入した大型プロジェクトだ。
演出キム・ジョンギュ氏は9日午後、ソウル市内のホテルで開かれた制作発表会で、「久々に風変わりなドラマをテレビで視聴できるだろう」と自信をのぞかせた。キム氏は続けて「あらすじと台本に接したときに頭の中に浮かんだ絵がよく表現されていて、視聴者に感動と面白さを感じてもらえると確信している」と語った。
家族を放り投げ出て行った父親と心臓病で亡くなった母親に代わって、体の弱い弟の手術費を稼ぐために人力車屋で働くうちに密輸に手を出し、最高のファイターとして中国を飛び交うことになるシン・ジョンテ(キム・ヒョンジュン)と、日本最大のヤクザ組織の後継者カヤ(イム・スヒャン)が愛と復しゅうで絡んでいく。
ジョンテと家族同様に育ち、純真な愛を保ってきたユン・オクリョン(チン・セヨン)は上海の有名歌手となり、自身を歌手に育て上げてくれたスオクとジョンテの間で揺れ動く。俳優キム・ジェウクがオクリョンを愛するキョンソンレコードのキム・スオク役を、チョ・ドンヒョクがカヤの右腕・護衛武士役を担い、キム・ガプス、チェ・イルファ、ソン・ビョンホ、チェ・ジェソンら中堅俳優が脇を固める。
主役を演じるキム・ヒョンジュンは「これまでは花美男(イケメン)というイメージだったが、今回のドラマを通してマッチョな姿を見せたいと思った」とし、「撮影しながら男性らしい感覚や香りを学んでいるようだ」と話した。(記事&写真引用:(C)WoW!Korea、2014年1月10日付)
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★この記事の続きはこちら→日中韓のチンピラたちの愛と友情を描くノワール「感激時代」
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